リフォームしても片付かない理由

お家のこと

リフォームのご相談をいただく中で、トップ3に入るのが、
収納』 についてのお悩み。

もともとクローゼットなどの造り付けの収納が少ない家は確かに困りますよね。
築年数が経っているお宅だと、和室の押し入れはあっても、各部屋に気の利いた収納がなかったりして。
そのような場合は、収納提案を考える側としても腕が鳴りますww

ただここ10年~20年くらいに建てた家であれば、そこそこの収納量は備えられているのではないでしょうか。

まず、収納が足りない!というときにおススメできないのは、安易に収納家具を購入することです。
その理由は…

× 部屋が狭くなるだけでなく、家具転倒のリスクもある
× 掃除が大変になる
× 収納は増やすだけ収納するものも増えるだけで悪循環

ではどうしたら良いのか、代替案を優先順位でお伝えします。

と、その前に、収納についてのマインドを一つ…

あなたはそれ(物)を置くスペースのために家賃を払っているのですか?
(持ち家だという場合は、『家賃を払って』の部分を、『貴重な住空間を犠牲にして』に
置きかえてみてね)          

今ここにある収納スペースを最大限に生かしましょう!

ということで、具体案です。

今ある収納をフルに活用できているのか、デッドスペースはないのか見直す

収納内から3年以上取り出していないものは一度ひっぱり出して
  断捨離する、人にあげるリサイクルに出す、などで手放せるものが大半のはず
  どうしても手放せないものは、レンタル倉庫などのサービスを活用し、
家から外に一旦出す

こうすることで、本当に住空間にないと困るものなのかが見極められるようになれる、
というのが理想です。

とはいってもなかなかハードルが高いんですよね。
私も昔は、片付けが苦手でしたが、以下のような言葉で目が覚めました。

お金と同じで、物も巡り巡ってくるもの。
一旦処分してしまっても、また必要になった時には必ず手に入るはず
固執しなくても大丈夫

これがスッと腹に落ちてからは、整理整頓や断捨離が楽しくなりました。

はじめは腰が重くても、やりだすと楽しくてハマりますよ。
リフォームを考える以前にできること、いややるべきことです。
この過程を飛ばしてリフォームに踏み切っても根本的な解決にはなりません。

そこまでやりきった!でもやっぱりまだ収納場所が必要、となって初めて
リフォームのプロの出番だと思っています。

 

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